阿佐ヶ谷に建つ二世帯住宅の建築作品。路地と家がつながった、いわばコミュニティのある家として計画した。そのデザインのポイントを路地を延長した階段に託し、階段が住宅を貫入することで、コミュニティが家の中に内包される空間をしつらえた。さらに、その階段が似二世帯の立体的につなぐ、住宅のリビングとなっている。イタリアで16世紀に活躍したA.PalladioのVilla Rotondaの再解釈論的設計。
2020 新建築住宅特集2020:07掲載