疾病、特に日本人の死因の上位に位置し医療費を押し上げている生活習慣病の発生を未然に防ぐ1次予防を実現することが喫緊の課題である。そこで、臨床で医師によって行われている心音の聴診を、在宅や公共スペース等で、誰でもゲーム感覚で試行でき、自己診断の習慣化を助長し得るような自動診断技術を開発する。また、深刻に捉えられ避けられ勝ちな心音のイメージを払拭し、体調の変化を発見するきっかけとして楽しく計測される対象に変えていくような心音の表現手段を提案する。