運動発達の困難は、身体運動面だけでなく心理社会面にも及び、幼児期・児童期から思春期、成人期に至るまで重大な影響を及ぼすと多くの研究者が指摘している。毎朝6分間走や20~30分間の活発な運動を日課とするなど、知的発達とともに運動発達の重要性にも高い認識をもつ通園施設において、年間3回、画像処理技術を用いた支援ツールによる粗大運動アセスメントを実施したので、その結果を報告する。