作品・発表

基本情報

氏名 重光由加
氏名(カナ) シゲミツ ユカ
氏名(英語) SHIGEMITSU Yuka

年月日(開始)

2016/09/03

年月日(終了)

2016/09/03

種別

学会発表(海外・国際学会)

題名(事項)

工学部における英語プレゼンテーション科目(必修)―アクティブ・ラーニングの導入と実践報告

概要

東京工芸大学工学部では2014年度から大学全体のカリキュラムを見直し、英語の必修科目も大幅に変更した。本発表では、2年生の新設科目であるアカデミック・イングリッシュ(能力別クラスで実施)の初年度の報告を行う。本授業は、英語によるプレゼンテーションの指導を目的とし、後期の授業では、クラス合同で発表会を行う。まず、能力別クラスの授業の進め方の相違点を報告する。工学部2年生は英語の試験で16クラスに分けられている(各クラス25人程度)。そこで担当教員にアンケートを実施し、英語四技能のうち一番重点を置いた点(作成のためのwriting力、発表のためのspeaking力等)、用いた教材、それらの理由、目標の設定、授業を通してその目標を達成できたか、反省点、今後の改善点等を考察したい。また、レベル別であったことを考慮すると、そもそもの目標・到達度・成果の違いや、授業進度の違いの有無も検討できるのではないかと考える。次に、具体的な授業の進め方、また英語でのプレゼンテーションをした経験のない学生に必要な技術である姿勢のとり方、ジェスチャー、声の使用法の学習、視覚映像、スクリプトの作成作業がグループでの取り組みを通して、英語学習における学生のモチベーションの向上にどう繋げていくことができたかを紹介する。授業内での内容、進め方に対する学生の理解度や自己評価、記述のコメントを基に紹介していく。/最後に、合同発表会について報告する。合同発表会では、100名以上の学生の前で各クラス2組の代表が7分以内でプレゼンテーションを行った。当日の発表者のテーマや発表方法について紹介する。また、発表を聞く学生へのタスクとして、評価用紙に、発表内容の要旨を書きとらせ、内容の理解度、身体の動き・声の使用法を評価させた。同学年の学生の完成度の高い発表に刺激を受けながら、それぞれの発表を冷静に分析し、内容の濃い発表会となった。

発表場所(学会名、会場名等)

Japan Association of College English Teachers

共同制作・発表者(名義)

重光由加、鈴木幸、星野芳恵、小澤雅

受賞・表彰名

 

開催地(海外の場合は国名)

北海道札幌市、北星学園大学

主催者

Japan Association of College English Teachers

年度

2016

備考