学術論文

基本情報

氏名 山田勝実
氏名(カナ) ヤマダ カツミ
氏名(英語) YAMADA Katsumi

題名

伝統的手法で抽出されたベニバナ色素膜の緑色金属光沢について ―光学的手法による検討―

概要

山形産ベニ餅から、伝統的な手法によりベニバナ色素を抽出した。黒色基盤に塗布されたベニバナ色素膜は、金属光沢を有した緑色を呈していた。ベニバナ色素膜は白色光入射に対して、波長550 nm付近に全反射による極大を有するスペクトルを示した。この反射極大波長には角度依存性は現れなかった。また、この金属光沢を有する反射光は、主に膜の入射側の界面で生じていることが明らかとなった。この反射光には、直線偏光成分が少ないことも明らかとなった。これらの結果は、ベニバナ色素膜の緑色光沢が、金属の反射とよく似ていることを示唆して

種別

学術論文

共著者名

矢島 仁、佐々木麻衣子、高橋圭子、平岡一幸、大嶋正人、山田勝実

発行又は発表の年月

2018/02/25

発行所

日本写真学会

巻・号

第81巻1号

掲載ページ

65-69

DOI*/ISBN*

 

年度

2017

備考