中野キャンパス1号館の建築物としての特徴の一つに1階から4階にかけての広大な吹き抜け空間がある。縦長の空間は西洋のキリスト教教会に見られ、賛美歌などの歌声が、電子的な音響設備なしに、天然の空間リバーブ効果によって独特の音楽体験を生み出す。本企画では、バイオリニスト(早稲田桜子)と本学教授(久原泰雄)のコラボレーションでバイオリン、ピアノ、ギターなどの楽器を演奏し、吹き抜け空間のリバーブ効果による音楽環境を生成し、その様子を録画し、配信する。なお、感染症対策のため無観客ライブとする。