作品・発表

基本情報

氏名 平岡一幸
氏名(カナ) ヒラオカ カズユキ
氏名(英語) HIRAOKA Kazuyuki

年月日(開始)

2016/09/05

年月日(終了)

 

種別

学会発表(国内学会)

題名(事項)

13C-NMRを用いたキラリティ導入によるスメクチックC液晶の分子ダイナミクス変化の研究

概要

本研究ではキラリティ導入により自発分極が発現するSmC相を呈する液晶性化合物を取り上げ(以下では「液晶性化合物」を単に「液晶」と呼ぶ)、¹³C核磁気共鳴法(¹³C-NMR)を用いて液晶分子を構成する各炭素原子の運動性を観測することで、キラリティと分子運動の関係を研究した。不斉炭素を有するキラル液晶とその同族体のアキラル液晶の両方について、共鳴ピークのプロファイル解析ならびにスピン-格子緩和時間(T1)測定を行った。骨格部やアルキル鎖炭素の多くにおいてキラリティ導入によるダイナミクスへの影響は確認されなかったが、キラリティを担うC23と*C23の間には有意な運動性の差が認められた。

発表場所(学会名、会場名等)

2016年度日本液晶学会 討論会

共同制作・発表者(名義)

中田智大、新倉健太、露木亮太、平岡一幸

受賞・表彰名

 

開催地(海外の場合は国名)

大阪府大阪市

主催者

日本液晶学会

年度

2016

備考