チタンサファイアレーザを用いたシュタルク分光法によりIBr分子の解離付近であるv’=33 ← v”=1遷移のスペクトルを計測した。この遷移は700nm付近に存在し、その付近はスペクトル密集度が高く、通常の方法では回転量子数Jが小さいスペクトルは検出が難しいが、本方法により検出可能となった。また、計測したスペクトルの帰属を行った。