差込接続式金属角ダクトは、国内の一般空調の分岐ダクトへ適用できることがわかっている。差込角ダクトの接合は、継手を介さずにダクト同士を直接差込接続し、ドリルねじで締結後アルミテープでシールするが、接合部強度の評価事例は少ない。そこで本研究では、ドリルねじとダクト鋼板接合のせん断試験と、差込角ダクトの曲げ試験(静的荷重変形試験)を実施して、ドリルねじ接合部の強度を評価した。