本研究では印刷物とディスプレイで呈示条件を近似させて読書作業実験を行い眼精疲労の度合いを比較した。先行研究の実験条件を見直し、両媒体の輝度、コントラストをより正確に一致させて読書作業実験を行ない、質感や見えなど媒体固有の特徴の違いが眼精疲労にどのように影響するかを、客観評価と主観評価により調べた。