野球の内角と外角のバットスイング軌道とその長さをKinectを使って測定し、比較した。被験者は大学硬式野球部員3人であった。結果として、被験者3人とも内角と外角のバットスイング軌道は異なった。特にバットスイングの後半においてその差が明らかであった。また、2人の被験者において、軌道長の有意な差が示された。これらの結果から、バットスイング軌道の測定は素振りなどの練習における意識改革に役立つものと思われる。