1998年度から2018年度までの低-背筋力指数(Low back strength index : L-BI)を有する女子学生の動向について調べることを目的とした.対象者は東京工芸大学工学部の女子学生1358人(18~19歳)であった.その結果,彼女らのL-BIは,1998年度の1.47±0.34から2018年度の1.22±0.24まで減少したことが示された.この結果は、低-背筋力指数(1.0未満)の女子学生の割合が、1998年度から2018年度までの間に2倍に増加したことによる.