題材として、人がパンチングメタルの穴を通して対象物を
見る際に、対象物から遠ざかると見づらくなり、近づくと見 やすくなるという現象を取り上げた。この現象を起こす原因 は、対象物が隠された面積が変化した為だと考えた。一方で、 現在では技術の発展やビッグデータ等社会の情報化により、 様々な新しいデバイスが出現してきている。またその中に「五 感を使った感覚的な臨場感」を付け加えつつある。しかしな がら、コンピューターの次のヒューマンインターフェースを かたち作る指針が明確にはなっていないように感じられる。 本研