中野区では小学校の併合、閉校が進んでいる。小学生の時期は、認知症の治療にも使われる回想法において重要な思い出が生まれる時期であると考えられている。そして、思い出はその場所に行くことで鮮明に思い出せるものなので、基本的に校舎は残すことが望ましい。閉校の前にその小学校の子供たちに校舎や教室が思い出深いものになるようにと考え、「ぶつぶつ動物ワークショップ」を実施した。このワークショップは単に思い出作りだけでなく、クリエイティブな発想のトレーニングにもなる様に企画した。その結果、好評を博した。ワークショップ後にこのワークショップが長く記憶に残るように「ぶつぶつ動物ゲームカード」も制作し3年生105名に配布した。